一般社団法人Sky Mobility JAPANを設立いたしました
設立の目的
2024年能登半島地震により甚大な被害を受けた石川県能登地方は、地域社会の基盤が大きく揺らぎ、多くの方々が故郷を離れることを余儀なくされました。この未曾有の災害からの復興には、従来の方法論に加え、革新的な技術による新たなアプローチが不可欠です。
当法人は、最新のドローン技術を活用し、能登半島の復旧・復興を支援することを目的として設立いたします。特に、物流インフラの再構築と強化を通じて、地域社会の持続可能な発展に貢献することを目指します。
事業内容
1. ドローン物流ネットワークの構築
「空の駅」(能登モデル)
- 大型物流ドローンを中核とした物流システムの確立
- 中型ドローンによる医薬品配送サービス
- 小型ドローンによる訓練・教育プログラムの実施
2. 離島支援事業
- 離島における生活必需品(医薬品・日用品)の安定供給
- 離島特産品(鮮魚等)の本土への輸送支援
3. 地域活性化事業
- 「空飛ぶ車」による観光遊覧飛行の実施
- ドローン技術の展示・実演による地域の若年層への啓発活動
- 能登の未来を「アイデアソン」の開催
- 地域の将来を担う人材の育成支援
4. 業界活性化事業
- 実際の災害現場を活用した「防災・減災」訓練の実施
- 「空撮・散布・測量・点検・空輸」などのドローン実業務訓練の実施
- 「レベル3.5」を基本とした社会実装試験の実施
社会的意義
本事業は、単なる物流サービスの提供にとどまらず、以下の社会的価値を創出します:
- 災害に強い新たな物流インフラの構築
- 離島地域の生活品質の向上
- 地域産業の活性化支援
- 先進技術による地域の未来創造
- 若年層への希望の提供
将来展望
当法人は、能登半島における革新的な物流システムのモデルケースを構築し、同様の課題を抱える他地域への展開も視野に入れています。地域に根ざしながら、先進技術を活用した持続可能な社会システムの確立を目指してまいります
以上の趣意のもと、当法人を設立し、能登半島の復興と発展に寄与することを誓います
